イベント2023.03.17
HAMAMATSU Creative meetingを開催しました!
浜松市では、創造都市として更に成長するための取り組みとして、イベント「HAMAMATSU Creative meeting」を開催しています。このイベントでは、創造的な取り組みを行っている人物を講師に招いた講演会や、「クリエイティブコア モニタリング事業(市内で行われている創造的な事業)」の事例を紹介することで、市民の方に新しい気付きや発見を得ていただくことを目的としています。
今年度のクリエイティブミーティングは、3部構成で行われました。第1部は、家紋の魅力を伝える講演会、第2部は、クリエイティブコア モニタリング事業の実施者による事例紹介、第3部は、クリエイティブワークショップの参加者が、制作した曲を披露する発表会です。
第3部で発表会を行ったクリエイティブワークショップについては、こちら(はままつクリエイティブシティブースター事業WEBサイト)で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
第1部の講演会では、着物に家紋を手で描き入れる技術を持つ「紋章上繪師」という職人が講師を務めました。講師の方は、この技術を継承する一方で、家紋の魅力を発信し続けています。
講演会では、家紋の歴史や成り立ち、現代の家紋などのお話がありました。
日本人にとっては身近な存在である家紋ですが、今回の講演を通して新しく知ることも多く、来場者は終始興味深そうに耳を傾けていました。
家紋には非常にたくさんのデザインがあり、全てが別物に見えます。しかし実際は家紋の世界にもいくつかパターンがあり、よく見ると同じ手法をとっているものがあるのが家紋デザインの面白いところだそうです。
©株式会社京源
円と線だけで構成される家紋は、定規とコンパスを使用して描きます。
コンパスが回せないような細かいところだけはフリーハンドですが、どんな複雑な曲線でもコンパスを使い、円を繋ぎ合わせながら描いていくのが家紋デザインの特徴となります。
企業のロゴや、ブランド商品のデザインにも家紋のモチーフが使用されており、現代においても家紋のデザインには人を惹きつける魅力があることが伝わりました。
第2部のクリエイティブコア モニタリング事業の実施者による取り組み紹介では、市内5つの事業から事例報告がありました。
お菓子を通して地域を活性化させる活動や、地元の子どもたちが地域の偉人や資源を活かしたミュージカルの創作・発表をする活動など、様々な分野から紹介がありました。
発表の様子はこちらからご覧いただけます。
■家紋を描くワークショップ:https://youtu.be/O3CXZtn1Z-Q
■第1部デザインとしての家紋:https://youtu.be/FeDTRLnkC_I
■第2部浜松市の創造的な取り組み紹介
~クリエイテイブコアモニタリング事業~:https://youtu.be/wzdhyiAqat0
■第3部クリエイティブワークショップ「気持ちを歌で伝えよう」発表会:https://youtu.be/Vo_ls3foQyA
※家紋を描くワークショップ、第1部デザインとしての家紋の動画は3月17日~3月24日までの限定公開です。
→公開終了しました。
クリエイティブコア モニタリング事業の情報や魅力は冊子としても発信いたします。
年度末に発行し、本WEBサイトでも掲載いたしますのでぜひご覧ください。
今後も浜松市では、皆さまが新しい気付き・発見を得ることができるようなイベントを開催していきます。
イベント開催の際には、本WEBサイトやFacebookなどでお知らせしますので、ぜひチェックしてみてください。