イベント2024.03.12

ソラモで鍵ハモ～鍵盤ハーモニカ博士のライブ＆トーク～開催レポート

浜松市では、市民の皆様が地域課題の解決に向け、創造性を発揮し、新たな創造的活動を始めるきっかけづくりとしていただくため「Hamamatsu Creative meeting」を開催しています。

今年度は、鍵盤ハーモニカに焦点を当て、鍵盤ハーモニカ奏者・研究者である南川朱生（ピアノニマス）さんをお呼びし、鍵盤ハーモニカにまつわるお話や本格的なライブ演奏を披露していただきました。

南川さんのテンポの速い曲でも狂うことのない指さばきや、鍵盤ハーモニカならではの音の抑揚に観客の皆さんは圧倒されていました。会場を練り歩きながら演奏する曲もあり、弾いているところを近くで見ることができたのもライブ演奏の良さではないでしょうか。

鍵盤ハーモニカには様々な種類があり、種類による音色・音量の違いなども観客の注目を集めました。

また、鍵盤ハーモニカは、「“へたうま”が成り立つ」「体のどこでも弾ける」ということを実践つきでお話いただき、鍵盤ハーモニカの持つ親しみやすさ、手に取りやすさを感じることができました。何か新しく音楽を始めたいけど、最初はチャレンジしやすい楽器がいい・・・という方にはピッタリの楽器なのではないでしょうか。眠っている鍵盤ハーモニカがお家にある方、ぜひ再び手に取ってみてください。

ライブ終了後には、事前申込みいただいた方を対象に、鍵盤ハーモニカの様々な奏法紹介がありました。

息の出し方を工夫したり、巻き舌で吹いてみたりと、いつもとは少し違った吹き方にすることで、音の出方が変わってきます。

短い時間でしたが、鍵盤ハーモニカの魅力を再発見できるステージとなりました。鍵盤ハーモニカと聞くと、「小さい頃に小学校や幼稚園で触れた楽器」というイメージが強いですが、演奏次第でこんなにかっこいい楽器に変身するとは！と嬉しい発見ができました。

素敵なステージを披露いただいた南川さん、ありがとうございました！