UCCN2020.06.15
UCCN年次総会2019
1年前のこの日は、イタリア・ファブリアーノでユネスコ創造都市ネットワーク(UCCN)の年次総会が開催されました。
6月10日から6月15日までの6日間で開催され、日本からもUCCNに加盟する各都市の担当者が出席しました。
本会議では、2015年に国連本部において採択された「持続可能な都市開発のための2030アジェンダ」やSDGsの17の目標についての言及があり、都市間や異分野の連携や交流を進めていく方針が改めて確認されました。
市長フォーラム
市長フォーラムでは、55名の各都市の市長が登壇し、「理想都市」をテーマに発言しました。
ミラノ市長からは、「都市は複雑だが交流していかなければならない。戦略をもってビジョンを市民と共有しなければならない。都市にとってストーリーが重要であって、それを市民に提供しなければならない。」という趣旨の発言がありました。
ペーザロ市長の挨拶
浜松市が加盟する音楽分野の分野別会議は、ペーザロで開催されました。
ペーザロは従来、産業都市でしたが、近年は観光や文化に関することが伸びてきているとのことでした。
分野別会議のなかでは、6月11日に開館したばかりの「ロッシーニ美術館」を案内していただきました。
ロッシーニはイタリアを代表する音楽家で、2018年に没後150年を迎えたとのことでした。
今年のUCCN年次総会は7月にブラジル・サントスで開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大により、延期となっています。