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イベント2020.01.22

「サウンドデザインファクトリーin浜松2019」実施レポート[後編]

令和元(2019)年12月7日(土)・8日(日)に、浜松市鴨江アートセンターで「サウンドデザインファクトリーin浜松2019」が開催されました。

 

「サウンドデザインファクトリーin浜松2019」では、ライブイベントも行われました。

12月7日(土)には、国内外で活躍する人気アートユニット「明和電機」によるライブが行われました。自社製品での演奏によるナンセンスをテーマとした独創的なパフォーマンスが炸裂!土佐正道会長&土佐信道社長の兄弟共演や、お客さんも一緒に踊れる振り付けもあり、会場が一体となって盛り上がりました。

 

また、ライブ後には土佐信道社長みずからが講師を務め、ワークショップ「電動ベロミン」をつくろう! も行われました。

 

12月8日(土)午前中には、「鍵盤ハーモニカライブ&トーク」が行われました。鍵盤ハーモニカ奏者「ピアノニマス」によるライブパフォーマンスでは、鍵盤ハーモニカの教育楽器としてのイメージを覆すテクニックを駆使した演奏に、お客様はどんどん引き込まれていきました。

静岡文化芸術大学の学生団体「HANDs」とのクロストークのコーナーでは、中古の鍵盤ハーモニカを集めてフィリピンの小学校に寄付するHANDsの活動などを紹介。国内で使用されている鍵盤ハーモニカのほとんどを浜松市の会社が製造しているということも含め、鍵盤ハーモニカについて深く知ることができた機会となりました。

 

12月8日(日)午後には、「都市が持つ資源を生かし、創造性を働かせて、持続的な発展をしていくために必要なものとは?」を念頭に置き、新たな価値を生み出しているクリエイターや企業の皆様によるトークセッションが行われました。

 

情報科学芸術大学院大学(IAMAS)教授の小林茂さんのコーディネートにより、WOWの阿部伸吾さん、TAKT PROJECTの吉泉聡さん、そして浜松市のアクリル加工を行う企業AIR FRAMEのスズキタクロウさんが、国際的なデザインの祭典「ミラノサローネ」での三者コラボレーションによるインスタレーション作品の制作の裏話を披露しました。特に印象的だったのは、クリエイターである阿部さんや吉泉さんが「これを実現できるのは○○さんしかいない」と、各分野の企業や技術者に対して信頼を置いていること、また、AIR FRAMEがそうした信頼を得るために、技術を磨いたり新製品を考案したりと地道な努力を続けているというお話でした。

 

12月7日(土)夜には、「サウンドミートアップ」が行われました。出展者・出演者のほか、浜松市内で創造的な製品を手掛ける企業や、鴨江アートセンターのレジデンスアーティストなど、様々な業種の皆さんが交流を深めました。

ここからまた、新たなコラボレーションが生まれることを期待しています!

 

関連リンク
「サウンドデザインファクトリーin浜松2019」公式ウェブサイト 

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